タグ: コーチング関係

▲ Disney's Castaway Cay (Bahamas)

1on1は何のため

▲ どちらが困っている?

組織における1on1ミーティングの目的

組織内で行われる1on1ミーティング(以降、1on1)、ここでは基本的に上司(マネージャー職)と部下の間を想定していますが、その目的、大義名分は 「人材開発」と「組織開発」にあります。 前者は、組織内の一人ひとりの能力を開発し(強みを引出し)生産性の向上につなげる「人」に向けてのアプローチ。 後者は、人と人の「関係性」(相互作用)を改善し、効率や生産性向上につなげるものです。 ここ数年、企業さんの1on1研修に関わって気づいたこと、そして私が焦点を当てているポイントを述べてみます。

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未来を変える

▲ 日本コーチ協会群馬チャプター(ぐんちゃぷ)勉強会

ぐんちゃぷ勉強会

日本コーチ協会群馬チャプター「ぐんちゃぷ」の勉強会に参加しました。 今期、3回に亘る勉強会テーマは「違いをつなぐコミュニケーション」。前回は私が担当し、「違いをつなぐ〝技〟」を扱いました。 今回は最後の3回目、講師は渡辺照子さん((株)TERUコミュニケーションステージ)で、「良い聞き手になるために、私たちにできること」でした。
「未来を変えるコーチング」 p.25より
切り口は「リスニング・コンパス(聴き方の羅針盤)」、2023年6月のトピックスで私も紹介している本「未来を変えるコーチング(ヘスン・ムーン著…… READ MORE

反応が減る

▲ 2500年前の智慧が今に

「反応」とは

コーチングを学ぶ中に、〝自己基盤を整え強化する〟という項目があります。コーチ自身の在り方や状態が大変重要なのです。この基盤の状態をチェックする指標の一つに「反応が減る」があります。自己基盤が強化されると反応が減るというのですが、そもそも「反応」とは何なのでしょう。 ここでは、 「A:出来事(Activating events)」に対して →「B:固定観念や信念・価値観(Belief)」を通して「意味づけ・解釈」を行う → 「感情」が湧き「C:結果(Consequences)」としての情動が現れる。 出来事が結果を生む…… READ MORE

「学び」「学ぶ」

▲ 我が街中に居られました

知りました

私の散歩コースの一つに徳林寺があり、昨年正月のトピックスで紹介した観音大石仏が居られるお寺です。このお寺の墓地に涅槃仏(ねはんぶつ)も居られることを知りました。歩くルートを少し変えたことで見つけたのです。 涅槃仏は「お釈迦さまが入滅する様子を仏像として表したもの」ということは知っていましたが、今回、大仏さまの姿勢には以下の意味があることを知りました。 座像(ざぞう);どうすれば人を救済できるか、瞑想している修行中の状態 立像(りゅうぞう);修行が終わり立ち上がって積極的に人に伝えている状態 臥像(がぞう);全ての…… READ MORE

コーチングは馬車?

▲ グランドキャニオンで見つけた観光バス

コーチの語源は馬車

COACHブランドのロゴマーク
「コーチ(coach)」の語源は「馬車」です。「その人が望むところへ連れて行く」という意味で個人的な家庭教師をコーチと呼んだことに始まり、「その人の目標達成を支援する」という意味で「コーチング」という言葉が使われるようになりました。 いま乗り物としての「コーチ」は、長距離バスや2ドアセダンを指すようです。上の写真は、以前グランドキャニオンに行った折りに見掛けたバスです。 また私は、コーチングではクライアントが「自ら目標を設定」し、コーチはその目標に向けて「個別に対応」する…… READ MORE

楽しむ

▲ 満開の梅、香る

「楽しむ」

今日のアイキャッチ画像は、私の散歩道にある梅の木です。今既に満開、良い香りを漂わせています。私の好きな香りです。 2月3日のトピックスに掲載した「孔子の言葉(論語)」には「そのことを好きな者は、そのことを楽しんでいる者にはかなわない」とあります。 私の〝梅の香好き〟は、〝梅の香を楽しむ〟に進んでいます。この時期、梅の香を求め、そこに佇(たたず)んでいます。ぼ~っと味わっています。

コーチを楽しむ

先日、コーチ養成講座の最終日を担当しました。そこで「コーチという仕事を楽しむ」という話題が上がりました。コーチングスキ…… READ MORE

コーチングを振り返る

▲ 大樹に惹かれて

ニーズの変化

前回「このトピックスを使ってコーチングやコーチングスキルに関わる考えを一旦まとめよう」と書き、〝傾聴〟についてまとめました。 着地点は「在り方」ですが、いきなりスキル系から始めてしまったなと思い、今回は〝コーチング〟を振り返ります。 30年以上前「24時間、働けますか?」という栄養ドリンクのCMが流行っていた時代から今は「人生100年をどう生きるか」。なんと時間スケールが「24時間」から「100年」に変化しています。 これに呼応して、目の前の「目標達成」「生産性向上」を謳っていたビジネスコーチングも、「自分ら…… READ MORE

「聴く」は在り方

▲ 聴く姿勢(フリー素材より)

何をどう聴くのか

前回トピックスの最後の問い掛け、頭に残っていました・・・ で、その答えは「20年以上、コーチとして多くの人と関わり、今現在、私が辿り着いているコーチングやコーチングスキルに関わる考えを一旦まとめよう」でした、このトピックスを使って。(実は私、本を書くのは嫌いなのです。) コーチに最も求められるスキル(能力)は「傾聴」「積極的傾聴」(アクティブリスニング)と言われる「聴く力」です。 「聴」の旧字「聽」は、 偏(へん)の部分は〝耳を突き出し〟旁(つくり)の部分は〝まっすぐな心で〟 を意味しており「体を相手に向けて…… READ MORE

価値共創

▲ 香り立つ金木犀(キンモクセイ)

学びの季節

前回トピックスは〝松茸三昧〟で「食欲の秋」を語りました。いつまで続くのかと思われていた酷暑も陰りを見せ、ようやく秋が見え始めました。 「読書の秋」「勉強の秋」「芸術の秋」・・・色々と言われていますが、秋は「学びの季節」ですね。 今回は、思いに耽る散歩道で見掛けた秋の景色を並べながら「私の学び」を述べてみます。

共創とは?

VUCA*と呼ばれ、社会やビジネスにとって未来の予測が難しくなっている今注目されている「共創」をプロコーチの立場で考えました。 経済産業省が2022年に公表した「令和 3 年度企業による価値共創事業の…… READ MORE

知らざるを知る

▲ 収穫間近の里芋

久々の散歩道

気温30℃が〝涼しい〟と感じられた日、久々に長めの散歩ルートを歩きました。 〝涼しい〟?、意味深な表現ですが、この地球の変化に対応せねばなりません。 私の散歩道には「里芋畑」が沢山あります。埼玉県は里芋の作付け面積では全国3位ながら、出荷額では全国1位だそうです。 この地で採れるきめ細かく白くねっとりとした食味の良い良質な里芋は、高い市場評価を受けているようです。 上の写真は、もう少しで収穫される里芋、人の背丈近くあります。例年より少し早い感じも受けますが〝収穫の秋〟です。
青パパイヤ
里芋の株は、「種芋」から「親…… READ MORE