▲ Disney's Castaway Cay (Bahamas)
▲ 聴く姿勢(フリー素材より)
何をどう聴くのか
前回トピックスの最後の問い掛け、頭に残っていました・・・
で、その答えは「20年以上、コーチとして多くの人と関わり、今現在、私が辿り着いているコーチングやコーチングスキルに関わる考えを一旦まとめよう」でした、このトピックスを使って。(実は私、本を書くのは嫌いなのです。)
コーチに最も求められるスキル(能力)は「傾聴」「積極的傾聴」(アクティブリスニング)と言われる「聴く力」です。
「聴」の旧字「聽」は、
偏(へん)の部分は〝耳を突き出し〟旁(つくり)の部分は〝まっすぐな心で〟
を意味しており「体を相手に向けて……
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▲ 香り立つ金木犀(キンモクセイ)
学びの季節
前回トピックスは〝松茸三昧〟で「食欲の秋」を語りました。いつまで続くのかと思われていた酷暑も陰りを見せ、ようやく秋が見え始めました。
「読書の秋」「勉強の秋」「芸術の秋」・・・色々と言われていますが、秋は「学びの季節」ですね。
今回は、思いに耽る散歩道で見掛けた秋の景色を並べながら「私の学び」を述べてみます。
共創とは?
VUCA*と呼ばれ、社会やビジネスにとって未来の予測が難しくなっている今注目されている「共創」をプロコーチの立場で考えました。
経済産業省が2022年に公表した「令和 3 年度企業による価値共創事業の……
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▲ 収穫間近の里芋
久々の散歩道
気温30℃が〝涼しい〟と感じられた日、久々に長めの散歩ルートを歩きました。
〝涼しい〟?、意味深な表現ですが、この地球の変化に対応せねばなりません。
私の散歩道には「里芋畑」が沢山あります。埼玉県は里芋の作付け面積では全国3位ながら、出荷額では全国1位だそうです。
この地で採れるきめ細かく白くねっとりとした食味の良い良質な里芋は、高い市場評価を受けているようです。
上の写真は、もう少しで収穫される里芋、人の背丈近くあります。例年より少し早い感じも受けますが〝収穫の秋〟です。
青パパイヤ
里芋の株は、「種芋」から「親……
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▲ 思い出した、天外伺朗さんの本
自己主体感
前回(8月8日)のトピックスで「主体性」にフォーカスしましたが、「自己主体感」という言葉がシンクロしてきました。
これは心理学用語ですが「自分の行動の後に起こった現象が、行う前の予測通りだった場合、それは自分がとった行動の結果であるという認識(思い込み)」だそうです。
川谷潤太 Official Web Site より
仕事結果に対して自己主体感を強めれば、自己肯定感・自信につながり、主体性を持つことができるのではないでしょうか。
「1on1」における上司の役割が、ここにもあるように思いました。
前回トピックスで書いた上司……
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▲ 日光東照宮を作ったのは?
1on1ミーティング指導を通して考えたこと
企業・組織において、人材育成、能力開発、生産性向上、・・・、離職防止等の観点から「1on1」を活用する流れが広まっていますが、ここにはコーチングの考え方が必須であり、そこを理解しないと望む成果は得られません。
私も1on1研修、個別指導を行っていますが、今日はその中で気づき考えたことを共有します。
会社においては「自律性」という言葉を使って、望む人材像を表すことが多いのですが「自律性」とは何なのでしょうか?
1on1を行う上司側に、この意味が共有されていないと感じます。
「自律性」……
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▲ 「智慧の樹」を使って性格を分ける
授業に「智慧の木」を活用
新型コロナ感染の第11波が取り沙汰されている昨今ですが、グループワークが解禁された小学校の授業で「智慧の樹」を使いました。
カードに書き出した色々な性格を、アニメ「ドラえもん」の登場人物「のび太くん」「しずかちゃん」「ジャイアン」に振り分ける作業をグループ毎に行ってもらうのです。上の写真はその様子、学校のホームページから借用させてもらいました。
私の狙いは、言語化された性格を客観視すること、それを仕分けする時に決めきれない、意見の相違が出る過程を経験させることで、
・性格を決めつけてはいけない
・一……
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▲ 2冊の本「TIME OFF」と「Chatter」
賢い人は、しっかり休んでいる
休息、睡眠、運動、旅、内省、創造、遊び…「高尚な余暇」こそが、あなたの“本当の力”を引き出す!「忙しい」ことは有能さの証明にはならない。働く時間は減り、“生産性”が上がる。
米国Amazonの多数分野でベストセラー獲得!燃え尽き寸前の現代人を救う実践ガイド、日本上陸!世界の賢人35人に学ぶ、忙しさを手放して成功する方法
と紹介されている本「タイムオフ」、マイコーチから教えてもらいました。
欧米文化の中で生まれた理念であろうと思って開いた初っ端に “この本は、日本で生まれ、日本のために書かれた” と……
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▲ AIが画像化した「クリティカルシンキング」
コーチの視点
5月5日は「智玄記念日」、2000年コーチングを学び始めた年にこれを決めました。私自身が色々なことから独立した年でもあります。
クライアントさんには感性の豊かな人、経験豊かな人、学識の高い人が居られて学ぶことが非常に多いのですが、先日、ビジネスパーソンであるクライアントさんから、「コーチングは “クリティカルシンキング” ですね、先週研修を受けたのですが、正にそのままです」と言われました。そのポイントとは
1.視点を変えて疑い続ける、常識を疑う
2.自分色の眼鏡に気付く
3.事実と解釈を区別する
この3点……
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▲ 国際コーチング連盟日本チャプター
ICFジャパン アドバイザリーボードに参加して
私は今、NPO法人日本スクールコーチ協会の顧問として「コーチング研修」や「コーチ養成講座」に関わっています。この協会は、ICFジャパン(国際コーチング連盟;International Coaching Federation の日本チャプター)のファミリー(賛助会員)でもあり、アドバイザリーボード(諮問委員会)にも参加しています。今回は協会理事に代わって私が参加しました。
この業界では古株になってしまった私、他のファミリーには懐かしい面々、錚々(そうそう)たる面々が集まっていました……
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▲ (株)コーチ・エイの勉強会
プロコーチに求められるもの
国際コーチング連盟(ICF)ではプロコーチに求める「倫理規定」と「核となる能力要件(コア・コンピテンシー)」を明確に打ち出しています。これを身につけることはプロコーチには必須です。3年前のトピックスでも取り上げていますが「コーチの倫理規定」の勉強会に再度参加しました。
ICFコーチに求められるもの
コーチとしてだけでなく、コーチを養成している立場の者として、重要で基幹となる領域ですが、今回また新たな気づきや解釈の深まりが起こりました。
3年前と同じ文章を読んでも、入ってくるものが異なる。と言うよ……
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