金平糖理論

凸凹があるから、あなたらしい

「金平糖」ご存知ですよね、かわいい砂糖菓子です。角(ツノとよぶらしいです)が沢山生えていて、よく見ると結構いびつな形をしています。でも「可愛い」。真ん丸でないから金平糖なのですね。

人も同じだと思います。ほかの人を突くのが目的でない、自分らしさを現す「とんがり」を育てましょう。凹部分は凸が伸びるからそう見えるだけで、欠点やへこみではありません。

凹を埋めるのでなく、凸を伸ばすのです。そうすればあなたらしい大きな金平糖が育つでしょう。完全無欠な「真ん丸」になろうと思ってもそれは無理です。真ん丸は神様です。

鍋の中で、日にちをかけて転がって

ところで、あの本物の金平糖、どのように作るのかご存知ですか?

約2週間、バーナーであぶられた大鍋の中で転がり続けて成長させるそうです。転がることで角が成長するって不思議ですね。

金平糖の形やキメを整える、強い角を出すためには土台をしっかり作ることが重要で(人でいうと15歳くらい)、製造過程の半分以上はそれに当てられるそうです。

色や味を付けるのは、最終段階に行わないとダメで、「金平糖は子供を育てるのと同じ」と。

これは、金平糖専門店・エビス製菓さんのホームページに書かれていました。

あなたは、あなたでいい。