來宮神社の大楠

▲ 日本最樹齢 天然記念物、來宮神社の「大楠」

阿豆佐和気神社の大クス

念願だった「大楠」に会ってきました。上の写真、岩の塊ではありません、大楠の根の部分です。大きさと共に異様な姿に驚きました。
熱海市の來宮神社にある「來宮神社の大楠(きのみやじんじゃのおおくす)」です。国の天然記念物としては「阿豆佐和気神社の大クス(あずさわけじんじゃのおおクス)」として登録されているそうです。

斜め上から見る大楠

高台に作られた映えスポットから見た大楠がこちら。生命力に満ち溢れている大楠を体感することができます。
●健康長寿・心願成就
●幹を1周廻ると寿命が1年延命する伝説
●心に願いを秘めながら1周すると願い事が叶う伝説

2025年8月のトピックスにも書きましたが、私は「大樹」を生き方の見本としています。
大樹は、与えられた環境で自らを最大限に適応させ、数100年から1000年以上生き抜いて、潜在能力を発揮している樹木です。

日本人は古代より、山、岩、滝、樹木、など巨大な自然創造物に神々が宿っていると信じ、其の自然創造物の前で祭祀を行い、感謝し祈りを捧げる神籬磐境(ひもろぎいわさか)信仰を持っており、この自然信仰が現在の神社の原形と言われています。

來宮神社は江戸末期まで「木宮明神」と称されており、伊豆地方に十数カ所ある「キノミヤ神社」には、必ず千年以上の御神木があるそうです。「木」に宿る神々をお祀りする神社なのですね。
樹齢2100年以上という「來宮神社の大楠」に参拝した多くの人々の最後に私も加えてもらいました。

MOA美術館「デジタル北斎漫画」

海を見下ろすMOA美術館

相模湾を見下ろす山の上にあるMOA美術館にも立ち寄りました。
「デジタル」「北斎」「漫画」
私の中では違和感を抱く言葉の並びに引かれて・・・。

「北斎漫画」、(恥ずかしいことなのかもしれませんが)知りませんでした。北斎の代表的な絵手本で、コマ割りや連続した動きの表現など、今のアニメやマンガにつながるような発想が随所に見られ、当時のヨーロッパにも大きな影響を与えたものだそうです。

「北斎漫画」と葛飾北斎の代表作「冨嶽三十六景」を、高精細デジタル画像を活用して一堂に展観する特別展でした。
最近は、高精細・大画面で人を包み込む表現方法が流行っていますね。本物・生とは異なる訴え方で感性に迫ってきます。
「北斎漫画」全15篇と「冨嶽三十六景」全46図、北斎の代表的シリーズ作品をじっくりと堪能しました。

今の世に「大楠」のように厳然と構え、未来永却に生き抜こうとする生命力と、高度なデジタル技術による再現、私は何を求め何を目指せば良いのだろう?