楽しむ

▲ 満開の梅、香る

「楽しむ」

今日のアイキャッチ画像は、私の散歩道にある梅の木です。今既に満開、良い香りを漂わせています。私の好きな香りです。
2月3日のトピックスに掲載した「孔子の言葉(論語)」には「そのことを好きな者は、そのことを楽しんでいる者にはかなわない」とあります。
私の〝梅の香好き〟は、〝梅の香を楽しむ〟に進んでいます。この時期、梅の香を求め、そこに佇(たたず)んでいます。ぼ~っと味わっています。

コーチを楽しむ

先日、コーチ養成講座の最終日を担当しました。そこで「コーチという仕事を楽しむ」という話題が上がりました。コーチングスキルを覚え、コーチのコアコンピタンシーを身につけ実践するのは大変だ、もっと自由に楽な気持ちでコーチしたいという感想があって・・・。正直な気持ちだと思います。

「楽しむ」ために最も必要な要素は「自由」だと思います。では、自由になるためには? 私は、以下のように考えています。

基本が身についていること、いや〝身に染みこんでいること〟。基本を守らなければ、と思っている内は楽しめません。
この基本、コーチに求められる基本は何か。私は「聴く力」だと思います。
この聴く力の入り口にある「聴き耳」これには直ぐに錆が付きます、錆びやすいのです。
宮大工さんや調理人さんが常にその道具「カンナやノミ」「包丁」を研ぎ続けているのをご存じでしょう。良い仕事をするためには切れ味の鋭い道具が必須です。コーチにとっては聴く力を発揮する「聴き耳」を研ぎ澄ませ続けなければなりません。
しっかりと聴ければ、「質問」や「フィードバック」は自然と浮かんできます。

「クライアントさんが成果を得る」ことですら「コーチが**しなければ」という気持ちが絡むと楽しむ事ができません。
クライアントさんは「成果を上げる人なのです、上げられる人なのです」、これを信じれば楽しめます。

楽しめないコーチは、まだ、クライアントさんを信じ切れていないのです。

AIに尋ねてみると

「心から楽しい」と感じるために必要な要素は何か?ChatGPTに尋ねてみると、
「楽しむ」とは、ある活動や状況を前向きに受け入れ、そこから喜びや満足感を得る事である。「心から楽しい」と感じる要素として、以下の7つが出てきました。

?こんなものが

1. 没頭・フロー状態
2. 内発的動機(自分の本当の興味)
3. 好奇心と発見
4. 自己成長
5. 人とのつながり
6. ユーモアと遊び心
7. 心の余裕

ふ~ん、なるほど、ですね。

こちらの写真、「なるほど」ではないのです。私の散歩ルートにある公園墓地の「樹木葬」の一角で見つけました。「マイク眞木」さんといえば(私の世代では)有名なフォークソング歌手、まだご存命で活躍中のはず。バラの木の前にこの看板。どういう関係なのでしょうか?「バラが咲いた」は、私も〝好きで〟よく歌っていました。〝楽しんで〟いたかな~?