私の履歴書

▲ 同窓会で頂きました

高校の同窓会で

出身高校の同窓会(東京支部)に参加しました。卒業期の古い順にグループ化された九つの円卓が用意され、私はその2番目。来年は、最古参グループに入ってしまうのかな~、と思いつつ・・・。参加者66名の年齢は23歳~89歳。

昨年の同窓会では、『失われた時を求めて』名文選(吉川一義)を頂戴しました。
今年は、日経新聞の「私の履歴書」に掲載された(2025.1、全30回)伊藤忠商事会長CEOの岡藤正広さんから上記の著書を頂きました。(サインは中表紙に頂いたものを縮小コピーした合成)
出版社からオファーを受け著作物にまとめる、そういうものを築き上げた人生を歩んでいる人は素晴らしいですね。特に今回の岡藤さんの著書では、裏に存在した厳しい環境、苦労、大きな失敗が赤裸々に記述されており、感動を与えてくれるものでした。

その業績は華々しく知られていますが、隠れた部分にある苦労もそれに比例して大きい、その倍率は1以上・・・何倍だろう?
私自身にはそんな苦労話が思い浮かばない、だから見える成果も少ないのだろうな・・・。自己肯定感は強い私なので、卑下しているわけではありません。
もしも彼にコーチがいたら、そのコーチが私だったら、何がどう変わっていたのだろう? そんなことを考えてしまいました。

「昭和100年10月10日」

香り始めたキンモクセイ

今日は、昭和人からすれば「昭和100年」で「10月10日」は「体育の日」。私からすれば、体育の日は「キンモクセイが香る日」なのです。
私の植物季節観測項目!今年も違わずやって来ました。

私の人生の季節、その季節ごとに香っていたものは何なのだろう?
季節の変わり目(人生の節目)に存在したものは・・・、それは・・・〝魂の声〟かもしれない、それが聞こえていたかも。それを〝香しい〟ものと感じて動いていたのなら良いですね。

狂い咲き「桜」

「私自身の履歴書」に残すものは何だろうと考えていた時、岡藤さんの履歴書の中に、何人もの「影響を受けた人」が書かれていたことを思い出しました。

そう、私は何かを成した人になるより、成果を出す人をサポートした人、その陰に居た人でいいのだ、きっと。
そこに存在したことで、影響を与えた人。人の履歴書に書かれる人になりたいようです、どうやら・・・。

“プレゼンス”(存在)が “プレゼント”(贈り物)になるのは素敵ですね。
上の写真は、今日の散歩で見つけた「狂い咲きの桜」ですが、これはこれで “プレゼント” ですね、見つけて嬉しくなりましたから。