〝旅〟復活

▲ 倉敷美観地区、倉敷川高砂橋にて

倉敷美観地区

我が親族に続いている、各地に住む兄妹が年に一度観光地に集まる「兄妹会」。コロナ禍で2000年から中断していたのですが、3年ぶりに(私が行きたかった)「倉敷」で復活しました。上の写真は倉敷美観地区の定番、くらしき川舟流しです(私の後方に小さく写っています)。

ギリシャ神殿のような外観

こちらの写真は、倉敷紡績など倉敷を基盤に広く活動した実業家、大原孫三郎が設立した「大原美術館」、本館入り口はギリシャ神殿のような外観です(この写真では私が小さく写っています)。
近代西洋美術を中核にエル・グレコ、ゴーギャン、モネ、マティス、モディリアーニなどの生作品を見ることが出来ました。
町並みを歩くより、美術館内を歩く方がひどく疲れました。何故でしょう。私の受け止め方(刺激の受け止め方)の問題でしょうね。感性の何がどう反応しているのでしょうか・・・。
倉敷は江戸時代に物資の集散地として発展した所で、倉敷川沿いに残る白壁の蔵屋敷、なまこ壁、柳並木など、趣ある景観をゆったり楽しめました。

太いしめ縄の「阿智神社」

その中に、「倉敷帆布」「倉敷デニム」といった最近の倉敷ブランドが揃うおしゃれなショップや、町家を改装したカフェなどが溶け込んでいます。
その造りがしっかり考えられており、「ゆったり感」を味合わせてくれました。このレトロモダンな感じが人を魅了するのでしょうね、外国人観光者の復活も目に留まりました。

川沿いの町並みを楽しんだ後、長い石段を登り「観龍寺」、そこから「阿智神社」へ。
阿智神社は海の守り神で、交通や交易の安全を司る宗像三女神を主祭神し、鶴形山の山頂に祀られています。
立派な大きなしめ縄に驚かせられました。また、樹齢500年とも言われる「阿智の藤」が有名なのですが、残念ながらその花は終わっていました。今年は開花が早かったようです。

鷲羽山から瀬戸大橋

「兄妹会」を楽しんだ由加温泉で一泊した翌日、行きたかった「瀬戸大橋」へ。
先ずは瀬戸大橋の全景が見通せる鷲羽山展望台に。本州の鷲羽山から瀬戸内の島々を経由し、吊り橋、斜張橋、トラス橋など、6つの世界最大級の橋梁が連なっている景色は素晴らしいです。全長約13km、その吊り橋を支える塔の高さは200m近くあります。
以前TV番組で見たのですが、その塔の最高部の位置誤差はmm単位で押さえられていると記憶しています。その技術も凄いですね。
瀬戸大橋の展望を楽しんだ後、その大橋を通る「瀬戸中央自動車道」を使って四国・香川に渡りました。

鷲羽山から見る「瀬戸大橋」

実は、この旅はマイカードライブ。東名・名神・山陽道を走ったのですが、折しも「G7広島サミット」開催の10日前、警備のため広島に集結する各地の警察車列と同行する形になりました。