感じる

▲ 満開の「カルミア」

散歩中の心身は

このところ堅め(?思考系)のトピックスが続いたので、それが私の頭を巡る「散歩中」に目を向けてみました。
散歩中は何か一つのテーマを考えているのではなく、むしろボーッとしてあらゆる方向の五感機能センサーを開いている感じです。
五感の感度を上げる時間と表現しても良いかも知れません。

そうすると思考系、認知脳にもアイディアや新しい表現法が浮かぶのです。
今回のアイキャッチ画像はその華やかさに「ハッと」させられた散歩中に見つけたカルミアの花です。

人は不安や恐怖を感じる状況に陥ると、それを打破しようとするか、そこから逃れようとします。逃れるための一つとして、物理的な行動(移動する等)以外に「目をそらす」「無いものと思う」「感じなくする」もあると思います。

感じなくなった状態は「麻痺している」「慣れた」とも言いますが、「感度を下げている」のだと思います。意図的に感度を下げられる能力を、私は「鈍感力」としてその必要性を認めていますが、気づかぬうちに「感度低下」が起こっているのは怖い状態です。
五感自体は、刺激が「不安」などネガティブな事なのか、「楽しさ・幸せ感」などポジティブな事なのか区別できないと思うからです。
感度低下に気付かず「生きている」を感じようとすると、より「強い刺激」を求めることになり、危険なループにはまると懸念します。

幸せを感じる体質を作るためには「五感の感度」を上げることが必要なのですね。結局の所、私の散歩はここに落ち着くのかな~

そんな散歩中のいろいろ

食べ頃になった「桑の実」が沢山

こちらは「桑の実」。写真中の左上に示したのは桑畑の地図記号ですが、日本ではそれだけ養蚕が盛んで随所に存在していたということですね。

子どもの頃、見つけては摘まんで食べていました。
今の私の散歩道、河原の遊歩道脇に見つけることが出来て、今でも摘まんでいます。他に摘まんでいる人を見かけないですね。
「桑の実」には、体に良い成分が含まれていて、健康にも美容にも効果が期待できる「実」なんですが。

八重咲きの「ドクダミ」

こんなものも見つけました、こんなものに気付きました。
「八重咲きのドクダミ」です。
「ドクダミ」というとあまり良いイメージを抱かれにくい雑草ですが、私はその花の白さは好きな色です。
その八重咲きの存在に気付き、立ち止まりました。
可憐な感じで綺麗だと思いませんか? その名に似ず。

4.5葉のクローバー

こちらの写真は「四つ葉半のクローバー」の押し葉です。先月末に見つけ、押し葉にしたのですが、色が悪くなってしまいました。

実は、これを見つけた経緯が凄いのです!
散歩していたら・・・、ここに何かあるよ!と、呼びかけてくるものがあったのです。
で、しゃがみ込んで探すと、これがあったのです。四つ葉の右端の大きな葉の上に小さな葉っぱが乗っています。なので「四つ葉半のクローバー」です。

以前、四つ葉のクローバーをプランターで栽培していて「栞」や「カード」を作ってプレゼントにしていました。その頃のトピックス、2013年5月「幸せ沢山 7つ葉クローバー」もご覧ください。