平成最後は「晴るかす」

▲ 大阪・天王寺界隈の「昭和」(通天閣)と「平成」(あべのハルカス)

時代の変遷を大阪で

平成31年4月30日・平成最後の日、大阪マリオット都ホテルという立派な会場での会席にお呼ばれしました。
そこは、日本一の高さ(300m)を誇る超高層ビル「あべのハルカス」の中、平成26(2014)年開業ですが、私は初めての訪問でした。この地域は私が卒業した高校の学区なのですが全く様変わり、そうですよね、昭和40年頃の話しですから・・・。

「ハルカス」は「晴るかす」という古語を由来とし「晴れ晴れとさせる」の意味だそうです。

昭和のまち「新世界」

超高層ビルからほんの少し離れると、大阪文化を代表する「新世界」とその象徴「通天閣」。高さこそ1/3(100m)ですが、そのエネルギッシュな賑わい振りはそれを凌いでいます。今の二代目通天閣は昭和31(1956)年生まれですから還暦を超えていますね・・・、いつまでも元気です。

幸運の神様「ビリケン」

明治時代、世界的に流行していた、足の裏を撫でると幸運が訪れるという神様「ビリケン」さんは、通天閣の5階に安置されていますが、じゃんじゃん横町にビリケン神社がありました。上の写真の中央がそれで、時代の変遷を幸運の神様が繋いでくれているのですね、足の裏をコチョコチョして感謝!

四天王寺さんへ

「令和」へ(四天王寺で)

日本仏教の祖とされる「聖徳太子建立の寺」であり、既存の仏教の諸宗派にはこだわらない全仏教的な立場から、「和宗」の総本山として独立している「四天王寺」にお参りしました。「和宗」!良い響きですね。「晴るかす」な気持ちになりました。

これが平成最後のトピックス、次回(5月)からは「令和」です。引き続き宜しく~~