「生き方革命」

▲ 「人的資本経営」を目指す Webinar に参加

キャッチにキャッチされました

このページの上にある「アイキャッチ画像」、これに惹かれてウェビナー(オンラインのウェブ上で行われるセミナー)に参加しました。
何に惹かれたのか、それは「個人と組織が共栄」「生き方革命」。
私が常々言ってきた「部分と全体」「個人のウェルビーイングが組織の発展につながる」「働き方改革でなく生き方改革」と共鳴したのです。

伝統ある大企業での改革

講師が、歴史ある企業(敢えて言えば伝統的な経営法、過去の成功体験から離れるのが難しい企業)の人事最高責任者であることも惹かれた理由の一つです。
この有沢さんは、他の会社でも数々の人事改革を起こした実績を持つ方で、組織変革の起こし方や社員エンゲージメントの高め方、自律的な人づくりについて具体的な事例を交えてお話しくださいました。

会社における〝働き方改革〟(労働生産性の向上)、個人における〝暮らし方改革〟(個人のQOL;quality of life の向上)、これを合わせて〝生き方革命〟と表現し、ここに「会社で使いすぎていた時間を個人に振り向けることでより充実した人生を」というコメントが付いているのです。

キャリアを作っていく上で、多様化する「個人の価値観」に応じて柔軟に選択できるような〝働き方のオプション〟を多く持つことで、
一人ひとりが自分のキャリアを自分で決めることが出来るようになる

その前提としての「ジョブ型人事制度」導入から始めるのですが、私がインパクトを受けたその一つは「上から実施する」役員評価から切り込んだことです。
「言うは易く行うは難し」正にこれなのですが、この“難し”をやってのける、素晴らしい人ですね。裏では大きな摩擦や反発があったはずです。日本で受け入れられる「ジョブ型人事制度」は、かなり具体的かつ詳細な戦術と配慮が必要だったはずですが、その一部を垣間見ることが出来ました。

私に出来ることは

森で出合った「ヒトリシズカ」

こうした大きな改革の中で、私にもコーチが担える、担うべき役割が見えた気がしました。これを明確化し、進めていきたいと思います。

私の強みを活かす方法としては「一隅を照らす」からですが、そんな折、先日信州の森で出合った植物を思い出し調べてみました。それが「ヒトリシズカ(一人静)」でした。春にひっそり咲く日本固有の植物で花言葉は「静謐(せいひつ)」「隠された美」。

「一人静かに」と「企業組織を大きく動かす」、これを矛盾する事と捉えたくないのです。これが私の生き方を決定づける課題だと思いました。