リアルを超えることは

▲ コーチング型であり、マネジメントの本質に則っている考え方に共感

5月5日は「智玄記念日」

2000年、組織を離れフリーランスのコーチとして独立、5月5日を「智玄記念日」に決めました。以降20年以上「テレワーク」「ワーケーション」、これを実践してきています。
温泉コーチ」の別名を持ってスタートしましたが、その後、アドラー心理学とドラッカーのマネジメントをベーズに持つ「アドラッカー」を自称するコーチに。
そして今後のアフターコロナ期のオンライン社会に「リアルを超えるオンライン」を活用すべく、いま試行錯誤しています。

リアルを超えるオンライン

上のアイキャッチ画像「課長2.0」は、“リモート・マネージメント” の実践を論じた前田鎌利さんの本です。時空間の制約から大きく解放される “リモート・マネージメント” の課題を越えた先には可能性が溢れる未来があると述べられています。

これを読み進める中で、コーチングマインドと(電話を通した)傾聴力を使って深いコミュニケーションを交わす能力を身に付けたコーチには “リモート・マネージメント” が難題には見えませんでした。私が学んできた事を伝えれば、あなたにも出来ることなのです。

マネジメントの本質

元は1980年代初頭の大ベストセラー

もう一点確信したことは、リモートワーク時代に求められるマネジメント能力は、マネジメントの本質に基づくものであること。

コロナ禍で、その本質的課題が表面化しただけで、リアルで同じ空間で仕事をしていたときに出来ていた信頼関係はオンラインでも継続できるし、表面的だった信頼関係はオンライン上では簡単に崩れるだけなのです。

それが理解できれば、振り返ることが出来れば新しい信頼関係の構築は出来ます。
Z世代と言われるこれからの中心メンバーを、昭和世代のマネージャーが理解しようとするマインドを持つことが必要なのです。

1981年に出版され、シリーズ累計2100万部を超える大ベストセラーになった「一分間マネージャー」、30数年の時を経て新版が出版されました。
今これを読むことは、リモートワーク下におけるマネジメントの本質、マネージャーの在り方を学べるものだと思い紹介しました。

チョット見ぬ間に

すくすく伸びろ

散歩道から少し外れた場所、先日まで筍(たけのこ)掘りをしていた竹林の中を覗いてみました。竹の子(たけのこ)が急成長、まっすぐ、元気な姿を見るだけで、力をもらえるように感じました。

この二本の竹の子にしがみ付いていたら上へ上へを持ち上げもらえそう、などと一瞬考えましたが、それは若者の成長を邪魔することに他なりません。マネージャーは、新人の成長を支援するのが仕事ですから。自分が若者を使って楽しようなどもっての外です。

「少年よ大志を抱け!老人よ寸志を与えよ!」
これ、クラーク先生の名言にオマケを付けた私の言葉。