北陸・富山の春

▲ 後立山連峰、桜並木、菜の花、チューリップが奏でる「春の四重奏」(©朝日町観光協会)

あさひ舟川「春の四重奏」

5年ほど前の4月初め、走行中の北陸自動車道から見つけた桜並木、とても綺麗でした。ほんの何秒かの景色でしたが目に焼き付きました。富山県の朝日ICの近くです。
これが脳裏に蘇った今年、ネットで調べ、上のアイキャッチ画像のホームページ〝あさひ舟川「春の四重奏」〟を見つけました、素晴らしく綺麗です!!

一番開花の早い木を探して一枚

前日に妙高温泉まで入り(私の住まいは埼玉県)、当日は黒部宇奈月温泉に宿を予約し、出掛けてきました。
お天気は良く、期待は膨らみます。上の写真をご覧になれば分かってもらえると思います。
が・・・「後立山連峰」「一部のチューリップ畑」「一部の菜の花畑」までしか奏者が揃っていませんでした。

今年は、まだチョト早かったようです、・・・とは言え「お山の景色」は素晴らしく、楽しく散策できました。
舟川土手を歩き、2~3分咲きの木(199番)を見つけてその前で一枚。

下田の大杉

下田の大杉(立山町)

舟川での時間が余ったお陰で、私の Google Map「行きたいリスト」の一つに向かうことが出来ました。

それが「下田(みさだ)の大杉」。
NHKのBSTV番組「日本縦断こころ旅」で紹介されていたのをメモっていました。
カーナビで目的地設定は出来たものの、近辺をぐるぐる回り最後の詰めに苦労して到着。
丘の上にある白山社の御神木でした。

樹高24m、目通り幹囲6.7m、推定樹齢350年、写真のように威風堂々、存在感のある大杉でした。
案内板によると、晴れた日には遠く富山湾からも見えるということです。
私は「大樹」に憧れており、その生き方・存在をモデルにしています。「大樹」のように在りたいのです。
〝桃李不言下自成蹊〟これも目指す在り方の一つです。

井波の木彫

富山県にはもう一つ「行きたいリスト」が残っており、時間的にキツかったのですが足を伸ばしました。
こちらもNHKTVの「よみがえる新日本紀行」で紹介された「井波の木彫」、江戸時代から受け継がれてきた技を極める木彫師を描いた番組からの情報でした。

世界に誇る木彫ミュージアム(南砺市井波)

瑞泉寺を初め街中をゆっくり見て回る時間が無かったため「井波彫刻総合会館」をピンポイントで選びました。
館内には、欄間・衝立・パネル・天神様・獅子頭に代表される木彫刻、工芸作品が展示されていましたが、特にその荒削りから仕上げ彫りまでのプロセスを見ることも出来て大変興味深い場所でした。
前回(3月24日)のトピックスに書きましたが、私は「旅番組」も「旅」も好きですね。
ホモ・サピエンスの証、コーチの証かな?「好奇心」