散れば咲き・・・

▲ 綺麗な彩りの百日紅(さるすべり)

目に飛び込んだ鮮やかなピンク

9月初日、少し涼しくて、いつもと異なる散歩道を歩いていると目に飛び込んできたのが鮮やかなピンクの塊、たわわな花房。
一瞬「百日紅(さるすべり)」と思ったのですが「いや待て、こんな彩り、ふさふさな百日紅は見たこと無い、別の花か?」と、まじまじと観察。
ピンク~濃いピンク、ひだひだ花弁の白い縁取り、初めて見るとても綺麗な花です。
しかし、気づきました、今まで見てきた百日紅の花ってどのような作りになっていたのだろう? 全く分かっていないのです。百日紅といえば、つるっとした幹と花のピンク色しか記憶データーが無いのです。

花房の作りはこのように

こちらの写真を見てください、このように咲いているのです。一つの花の単位(と言って良いのか)は、多数のおしべめしべ(黄色い部分)とそれを囲む縮れた6枚の花弁のようです。

この花が、円錐状に付いた蕾の先に向かって順番に咲いていき、大きな花の房になる。そういう構造のようです。

散れば咲き 散れば咲きして 百日紅

標記は江戸時代の俳人、加賀千代女(かがのちよじょ)の句です。これは、花が散って咲き代わることを詠んでいます。百日間も咲いているという意味で百日紅と書くそうですが、同じ花が100日間も咲き続けるのではなく、一度花が咲き終わった枝先に新たな花が咲き、それが続く、ということですね。

思わず「組織の繁栄」と思いが重なってしまいました。「咲き変わる」システムが無いと「サステナブル(Sustainable;持続可能)な社会」にはなりません。

続けてピンク

ピンクの曼珠沙華(まんじゅしゃげ)

同じ散歩道の先で、また「ピンク」が飛び込んできました。
「カラーバス」効果ですかね。

これも珍しい「ピンクの曼珠沙華」、見つけたのは先月紹介した「白い曼珠沙華」の近くです。本家「深紅の曼珠沙華」は、未だ咲いていないのに、白と深紅が混ざってピンクになってしまった?

【後日談】この花は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の「夏水仙(ナツズイセン)」でした。