小学校で授業開始

▲ 智玄オリジナルの「助求力」カード

コロナ禍、半年遅れて開始

数年前から埼玉県本庄市の全小学校で行っている5年生向けのコミュニケーション授業、今年度は6年生にも拡大して始まりました。常時マスク着用は当然のこと、児童同士の対話エクササイズ、グループワーク無しの条件で授業をデザインしましたが、懸念したマイナス効果が、感じられました。

昨年(5年生の時に)授業を受けた現6年生は、私を覚えていて“楽しみに”待っていてくれましたが、初対面の5年生との“マスク同士の顔合わせ”には溶け込みにくいものを感じました。これは次回に解決すべき課題と思っています。

そして、やはり私と児童の対話だけで無く、児童同士で話をさせたい。
「密」にならずに話し合いをさせる工夫を考えること。これらをなんとか解決しなくては!

「聞く」から「伝える」に

トップ画像は、6年生に配布したカード。「助求力」という智玄オリジナルの言葉で作ったものです。自分が苦手と思うところは、それが得意な人の助けを借りよう。人の助けをうまく引き出すのは凄い能力だ、と伝えています。

5年生向け「聞き方カード」

「自分の得意」×「相手の得意」で相乗効果を出すという一面と、
自分が困ったときは助けを求めよう、求めて良いのだ!というメッセージ。
それをアイメッセージで伝える方法を学んでもらいます(カードの裏に書いてある)。

聞き方は、5年生が学ぶこと。「人は皆違う」だから、よく聞いてみようという根本からつなげています。

6年生向け「伝え方カード」

伝え方カードは、論理的な伝え方ではなく「気持ち」を伝える方法。

ドラえもんに登場する「のび太くん」「しずかちゃん」「ジャイアン」のコミュニケーションパターンを例に、どう伝えたら分かってもらえるか、普段自分はどうしているか、これを考えてもらうところからスタートしています。
「気持ち」を口に出す練習と、「アサーティブ・コミュニケーション」の導入です。

10月の対話室予定

10月は、金・土、夜の開催です

コーチ智玄の20周年特別企画で提供している「限定★無料研修★」と、「開場〝対話の場〟」ですが、10月の対話は以下のように行います。

10月9,17,24,30日
全日共通で、夜9時~10時
Zoomによるオンライン開催

テーマ:「プロコーチと話してみたい、聞いてみたい」
目的は、人と人のつながりです。堅苦しく考えずお気軽にご参加ください(参加費無料です)。

ご希望を下記にご連絡ください。「Zoom URL」など当日の情報をお知らせします。
連絡先:chigen344★gmail.com(★は「@」に書き変えてください)