イベントで対談

▲ オープニングの様子(司会進行は、沖コーチ)

埼玉チャプター15周年イベント

日本コーチ協会埼玉チャプターが設立15周年を迎えました。日本全国12ヶ所の支部(チャプター)の中でも早い時期の設立だったと覚えています。
テーマ「コーチングが夢を叶える 自分軸を作る」を掲げた記念イベントの中で、ゲストスピーカー石川尚子さんと対談を行いました。

オランダのコーチング文化

石川コーチと対談中の私(智玄)

コーチとしてビジネスの世界で活動し、その後、教育の世界に活動の場を拡げた流れは同じものを持つ二人です。
石川さんは、オランダの教育システムの中にコーチングが染みこんでいる現状を見る機会を得て大きなインパクトを受けられたそうです。
「コーチングが文化として根付いている」のですかね、私はこうまとめ表現しましたが、その文化が生まれた背景は何なのだろう? 日本の文化と何が違うのだろう?と、頭が巡りました。

明治維新、第2次世界大戦後、欧米列国に「追いつき追い越せ」と明確な目標を与えられ、そこに向かって一段となって邁進する力、「より良く」をめざす力は世界一の日本です。
しかし、ゼロから生み出す力、自分自身に目を向けて幸せを求める力を育てる教育には重心が無かったように思います。

何をしたかったのか、何をしたいのか

教育にコーチングを導入し、コーチングを風土に馴染ませる。これは今早急に求められる「生きる力の強い子を育てる」ために必要なことだと思います。

そして、プロコーチとして、
組織の生産性を上げるコーチングと、個人の成功・幸せを追求するコーチングは相容れないものではなく、相乗効果をもたらすものであることを強く訴えていきたいと思います。

20年近く前、コーチとして独立する折に便箋のヘッダーに書き、今も使っている言葉
あなたの可能性を引き出すヒューマンコーチ
組織を活かす「個」を育てるビジネスコーチ

名刺のヘッダーに書いている言葉
「部分と全体」

これらが、今のコーチ智玄につながる軸になっていると確信しました。