小学校3年生を相手に

▲ 聞き入る小学3年生

どの年代から有効か

9月28日のトピックスで成城学園初等学校5年生に行った「コーチング」の授業を紹介しました。今回は、筑波大学附属小学校の3年生が対象です。小学校という集団生活に入れば、「他者との交流」「社会性(公の概念)」が必要になる事は分かりますが、それをどの学齢期にどう伝えるか?私にとっては未知の領域です。
・「何?」「何故?」でどんどん吸収する時期
・「自分を表現、主張」する時期
等々ある中で、「相手を理解するために“聞く” “質問する”」は、・・・
幸い仲間には「発達」の専門家や「現役教員」「元教員」が居り、今回3年生への挑戦を行ったのです。

私の予想以上に

コーチとクライアントの対話をデモ

先生の、親の話を聞きなさいという「しつけ」が行き届いているのか、知識欲・学習欲が高いのか、はたまた忖度する能力が高いのか、授業は楽しく進行します。
日常、身の回りで行われている会話と、コーチが行う対話の違いは感じ取ったようです。子どもたちに語らせると(クライアント役)、しっかりと想いを吐き出します。ここの(筑波)3年生、あなどれないぞ!

スクールコーチ協会では、
「学級経営×コーチング活用研究会」(仮称)
を立ち上げ、来年1月20日に第1回の研究会を実施します。

問題が起こりにくい社会に

私は今までも、今も、企業における人材育成やリーダ養成に係わっていますが、ここで起こる問題の多くは、小さい頃からのコミュニケーション能力や人間関係構築力をあげることで起こりにくくなると思います。
問題の解決法を学ぶのも大切ですが、問題が起こらないようにする方が重要ですね。