自ら考える事を止める

▲ 「AIと対話し、すべての疑問を解決しよう」OpenAI ホームページより

「人間」の性癖

「人は専門家からアドバイスを受けると、自ら考えることをやめる。」
米エモリー大学などの研究チームは、機能的磁気共鳴画像装置(fMRI)により、脳の活動部位を測定することで、これを明らかにしました(2009年発表)。コーチングにおいてもこの考え方を、基本として持っています。

脳の重量は体重の約2%しかないのに、エネルギー消費量は約20%に達する。
エネルギーを温存するために、思考を止めがちな人間の性癖は太古の昔から持っていると言われています。

AIが考えてくれると

そんな性癖を受け継ぐ現代人も、AIから専門的なアドバイスを受ければ、それを良しとして脳を省力モードに移行させる可能性があります。
AIを活用する人は、そのような人間の特性を意識して、思考を止めないよう努めなければなりません。

人事評価(1~2次評価)にAIを導入している企業が増えているようです。最終評価は「人が下す」決まりですが、不安は残りますね。
多くの人間は評価方法に沿うように働きます。
“AIに認められるように働く”

この動きはUber EATSの配達員に現れているそうです。何処にいるどの配達員に配達リクエストを出すかは、AIが決めているので、配達員は AIに認められやすい位置取りや動きを探っていると言うのです。
正に、“人がAIに動かされている” 状態です。

ChatGPTを使ってみました

今回のアイキャッチは、OpenAIのホームページ画像です。「AIの判断は人間の判断より優れている」とか「AIに任せる」という考えは持っていませんが、使ってみないと分からない・・・と言うことでChatGPTを使ってみました。

■「AIに任せる仕事」と「人が脳を活用する」関係を尋ねてみると、
AIはルーチン的なタスクや情報処理の一部を担当することができます。これにより、脳が本質的に創造的で複雑なタスクに集中する余裕が生まれます。負荷を軽減できるため、ストレスが軽減され、脳の健康が促進される可能性があります。
ただし、AIを過度に依存することや、日常の課題を完全にAIに依存することは、逆に脳機能を退化させる可能性があります。例えば、計算能力や記憶力をあまりにも依存することで、これらのスキルが退化する可能性があります。
と返ってきました。

この畑も「ヒマワリ畑」に変身

こちらの写真は、私の散歩道に現れる「ヒマワリ」です。毎年、あちらこちらの畑が「ヒマワリ畑」に変身します。

■ 野菜作りの畑に、ヒマワリを植える理由を尋ねてみると、
ヒマワリは土壌改良に貢献する植物の一つとされています。 以下は、ヒマワリと土壌改良の関係について詳しく説明したものです。
根の構造: ヒマワリの根は深く伸び、・・・(略)・・・
根の残渣: ヒマワリが成長し収穫された後、・・・(略)・・・
土壌酸度の調整: ヒマワリによって土壌の酸度を調整・・・(略)・・・
土壌浄化: ヒマワリの根には有害物質や重金属を吸収・・・(略)・・・
総合的に言えば、ヒマワリは土壌の品質を向上させ、他の作品の生育に有利な環境を整えることが役割を果たすことができます。
こんな回答が返ってきました。

ChatGPT初心者ですが、今後どう使いこなすか、自ら考える事を止める方向に向かうのか・・・(^0^)