智玄記念日

▲ 八ヶ岳連峰に泳ぐ鯉のぼり

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望む生き方を目指し、無謀にも組織を離れてフリーランスの道に入った1999年。その翌年、コーチという道を見つけて旗揚げ。5月5日を「智玄記念日」としました。
この日は、端午の節句です。「端」は「はしっこ」、そこから「はじまり」「はじめ」「糸口」という意味を持つそうで、正に始まりの日です。
また、この年この月は、母親が逝き、末娘が渡米し、親離れ・子離れの時でもありました。智玄の独立記念日とも言えます。

上の美しい写真はネット上の動画をスクリーンショットしたものですが、吹き流しに「丸に桔梗」の家紋があります。これは松平家が使っていたそうなので、名家の鯉のぼりなのでしょうね。
また背景の八ヶ岳連峰、その主峰「赤岳」は、1972年の元旦に私が初めて挑戦した冬山。晴天に恵まれ絶景の雪山でした。

先んずれば人を制す

“人を制す”つもりは全くありません。しかし、同期生がやたら多い団塊の世代の私には、“集団から落ちこぼれない”ようにという気持ちは植え付けられていました。
私より優秀な人が大勢いる事も分かっていましたので、落ちこぼれないためには、人より先に始めよう、皆が未だやっていない、競争が無いうちに始めよう、だったのです。
今騒がれている「働き方改革」は、20年前に私が辿った道。結果的にはグッドタイミング、幸運だったのですが。

「奇跡の絶景と
 運命を変えることば」p.106

その中で意識したのは、如何に差別化を図るか!如何に自分らしさを出すか!でした。
これには、自分が持っている資質を「強み」にする “Strengths Finder” が役立ちました。

その “Strengths Finder” の専門家であるマイコーチが「運命思考」の強い私にプレゼントしてくれた一冊の本「心が強くなる奇跡の絶景と運命を変えることば」、その中の一頁がこれ、ロックフェラーの言葉です。

「そんなところに拘っても、誰も気づかないよ」と言われても、自分が納得する所まで拘る「規律性」。何に拘るか、拘りを持つのがプロだと思っています。

もう一つ紹介するのがこれ、プリースト(アメリカの政治家)の言葉です。

「奇跡の絶景と
 運命を変えることば」p.92

「人生の最終ステージをどう生きるか?」を自分に問いかけていた所にこの言葉、ドキッとしました。
「新たな始まりを見つけるためには?」という問いを置くとどうなるか?

コロナ禍で迎えた二度目のゴールデンウィーク、社会の動きは、去年から「新たな始まり」を起こしているのです。

「ボーッと生きてんじゃねーよ!」また、チコちゃんに叱られてしまいます。

「智玄記念日」は、
「新たな始まりを見つける日」にします。