古墳時代の豊かさ・・・

▲ 出会った埴輪美人!

本庄で出会った「埴輪の世界」

本庄市(埼玉県)と早稲田大学が共同で開設した「本庄早稲田の杜ミュージアム」に立ち寄りました。市内の古墳から出土した様々な埴輪が展示されており、この地には約2万年前の旧石器時代から人間が暮らしていたことを知りました。
そして、6世紀頃に作られた埴輪の表情、持ち物、身につけた装飾品から、人間としての豊かさ、暖かさを感じました。
上のキャッチ画像は「女子人物埴輪」ですが、髪飾り・イヤリング・ネックレス・ブレスレット・・・、そして笑顔が素晴らしい。

笑顔の「盾持人物埴輪」

人類にとって、決して生きやすい環境では無かったと想像するのですが・・・、幸せそうです。
本庄市のマスコット「はにぽん」のモデルはこちらの写真、笑う「盾持人物埴輪」です。盾を持っているからには、戦う男子だと思うのですが、これも笑顔。
笑顔の埴輪は、世界的にも珍しいものだそうです。癒やされるお顔ですね。

満開の「冬桜」

「現代人」は何かを忘れているのでは無いか?
そんな思いを浮かばせてくれる埴輪でした。

ミュージアムの外、丘の斜面に植えられている「冬桜」が満開でした。
車で30~40分のお隣、神川町には冬桜で有名な「城峯公園」があることを思い出し、10年以上前に紅葉と桜を同時に楽しんだシーンがよみがえりました。