新しいことを試す

▲ 交流会初日の面々

関東4チャプター交流会

日本コーチ協会(JCA)関東地区の4つのチャプター(茨城、栃木、群馬、埼玉)が、茨城県の「古河市交流センター平成館」に集まり、恒例の合宿交流会を行いました。
今年で15回目、テーマ「新しいことを試す」に基づき各チャプターがそれぞれワークショップを展開しました。

基調講演は「1on1」

基調講演会の様子

JCA理事長、桜井さんの基調講演は、今流行の「1on1(ワンオンワン)ミーティング」。
1on1を先駆的に取り入れてきたヤフーは、「経験学習の促進」と「社員が自分の才能を自分で発見する」効果を認めています。その一方で効果を上げられずにいる企業も結構あります。
その差は「目的の認識とコーチング能力にある」と言う事でした。これは、そうですよね、真似して失敗するケースの想像がつきます。
業務改善や風土改革など、トレンドを追いかけて「うちもやってみよう!」と、形を真似ても上手く行かない例は多々あります。
その差を明確にし、実感レベルで伝えられる「智玄流研修」を行おうと強く思いました。

問いを共有する

基調講演の中で「問いを共有する」対話法が紹介されました。上司が問いを投げるので無く、二人の間に「問い」を置き、二人で眺める感じです。問う人/答える人という構造を作らないのです。

茨城チャプターのワークショップ

交流会でのワークショップ進行は、正にこれでした。
ファシリテータから「問い」が投げかけられ、グループ内でそれに向かって対話し、その後全体に共有する。
この手法はワークショップで経験的に作り上げていると感じましたが、メンターコーチングにおいても指導や提案ではなく、共有した問いに対して全く対等な意識を持って対話することを試してみようと思います。

私の「新しいことを試す」が、二つ出てきました!