炎のジョイントコンサート

▲ 舞台後方は入場中の「合唱団」と「パイプオルガン」、サントリー大ホール

地球交響曲 第九番

藤村仁監督が“炎のスピリット”を燃やし、創り続けてきたドキュメンタリー映画「地球交響曲(ガイヤシンフォニー)」、これの最終章となる「第九番」、テーマは「音楽」。

「ベートーベンが、交響曲の最後に合唱を、人の声を入れざるを得なかった心境というのは自分のことのように感じます。」と語る監督。
この映画を構成する第九の演奏シーンを公開収録する演奏会に参加しました。

「第九」の競演パンフレット

私がコーチとして独立した時期、地球交響曲第四番が完成、その上映会に誘われ感動しそれまでのDVDも購入し、その後20年近く「追っかけ」をしています。

「地球はひとつの生命体である」という根底に流れるテーマ
“私”という個体意識から、“我々”という「地球意識」へ、
もともとその意識は“私”たちすべての人間の中に眠っているもの。

上記のテーマは、ユングが説く「集合的無意識」に興味を抱く私には、正に共感するものなのです。

ベートーベン交響曲 第九番

チームコバケン

今年(2019年)はベートーベン生誕250周年、その記念すべき年末の「第九」、それを“炎のマエストロ”、コバケンこと小林研一郎さんが指揮する“チーム・コバケン”で聴くことが出来たのです。素晴らしい演奏でした。

一流の場所で一流の演奏を楽しむ、年に一回くらいは必要ですね。

今回の収録が織りなす「地球交響曲第九番」は、2021年4月に公開の予定だそうです。楽しみです。