ワーク・エンゲージメント

▲ 従業員の意識の変化

従業員エンゲージメントとウェルビーイング

ギャラップ社のウェビナー「従業員エンゲージメントとウェルビーイング2022」(10月28日配信)を視聴しました。
ちょうど一年前11月のトピックスに掲載した「個人と会社を幸せに」(トム・ラス氏)では、“ウェルビーイング” の切り口で会社の成長を見ましたが、今回は “ワーク・エンゲージメント” の切り口を加えて組織の成長の調査結果を述べています。

満足すると動かない?

“ワーク・エンゲージメント” は、仕事に対してのポジティブで充実した心理状態のことで、シャウフェリ(オランダのユトレヒト大学社会科学部産業・組織心理学科教授)らは「ワーク・エンゲージメントは、仕事に関連するポジティブで充実した心理状態であり、活力、熱意、没頭によって特徴づけられる。そのエンゲージメントは、特定の対象、出来事、個人、行動などに向けられた一時的な状態ではなく、仕事に向けられた持続的かつ全般的な感情と認知である」と定義しています。

ウェルビーイングの5つの要素

ギャラップの調査結果が言い切っているのは
「エンゲージメント」は
「従業員満足度」では計れない

と言うこと。
これがポイントですね。
キャッチ画像に用いた「いままで」と「これから」の違いが従業員が真に求めていることにつながる事だと思います。
社会における自分の存在意義を見据えた上でのワーク・エンゲージメントなのです。なので、その基盤に “ウェルビーイング” があるのです。

人を突き動かすものは何か?

その答えがこれらのスライドに表されています、再度文字化しておきます。
 給与 →→→→→→ 目的
 職務の満足度 →→ 自分の成長
 弱みを直す →→→ 強みを活かす
 上司はボス →→→ 上司はコーチ
 年に一度の業績評価 →→ 頻繁で適切なフィードバック
 自分の仕事 →→→ 自分の人生
 従業員満足度 →→ エンゲージメント、やりがい

ウェルビーイングの5つの要素
 人生の目的(CAREER)
 人間関係(SOCIAL)
 経済的余裕(FINANCIAL)
 身体的健康(PHYSICAL)
 地域とのつながり(COMMUNITY)

半分赤いコキア

散歩道でこんなコキア、半分だけ紅葉したコキアを見つけました。
日の当たり方と、気温で紅葉のタイミングは決まると思うのですが、こんなにハッキリ表裏のある子がいるなんて。

何があるのでしょう?
あったのでしょう?