命に関わる・・・

▲ セミの???

なるほど、これは危ないぞ

豪雨災害や酷暑、その警報の頭に「命に関わる危険レベル」という形容詞が使われる日々が続いています。
これらの報道の中で興味ある解説を聞きました。それは「警報が出されている地域名に自分の住んでいる地域が入っていないと、“ここは安全なのだ”と思い込んでしまう」心理状態に陥る人が多いということ。例えその警報が隣接地域に発令されていても・・・、我が家の地域は大丈夫なのだ、良かった・・・と思い込むそうです、私も思ってしまいそうに感じます。
理屈で考えれば、誰も安全ですとは言っておらず、近くであれば、そこに準ずる危険があると考えねばならないのですが・・・、自覚しないと危ないです!

「蚊」や「蝉」に異常

蚊に刺されません、蚊がいません。蚊(家蚊)が活動する気温は15~35℃だそうです。この酷暑と水たまりの干上がりで、蚊の発生と活動が抑え込まれた結果のようです。
蝉は鳴き始めましたが、ページのトップ写真、「蝉の抜け殻」を見つけました。
いや、違うのです! 地中から出てきて直ぐに熱気に負け、ダウンしてしまった「蝉の幼虫」なのです。チョット注意して見回すと脱皮直後に死んでしまった生まれたての蝉もいました。正に命に関わる暑さです。

蝉は、7年間の地中生活の後、地上に現れ10日で死んでしまう「はかない人生」のような表現をされます。この7年や、10日という数字は正確ではないようですが、長い地中生活とそれに比べて極端に短い地上生活は間違いないようです。
でも、これって「はかない」のでしょうか。見方を変えれば、蝉は「地中の生き物」で、繁殖のために最後の一瞬、地上に出てくる、地中では雄雌出会いの機会が非常に少ないから。そう考えると、植物が短期間「花」を咲かせるのも同じですよね。
「解釈」しだいですね、「はかない」?、「華やか」?。