本庄市スポーツ推進課から研修依頼
市内の全小学校でコミュニケーション講座を行っている埼玉県本庄市のスポーツ推進課から研修依頼を受け実施しました。本庄市スポーツ少年団の指導者研修です。
私は「スポーツ少年団」についてよく知らず、ご依頼を受けてから調べることになりました。
「日本スポーツ少年団」は、公益財団法人日本スポーツ協会(JSPO)が1962年に創設した日本最大の青少年スポーツ団体で、各都道府県・各市町村にその活動単位があるそうです。
その理念は、
一人でも多くの青少年にスポーツの歓びを提供する
スポーツを通して青少年のこころとからだを育てる
スポーツで人々をつなぎ、地域作りに貢献する
スポーツ少年団への理解が深まるにつれ、その指導者に〝コーチングを伝える意義〟が明確になり、私の役割を考えられるようになりました。
指導者の現状は
現状を見ると、
・指導者を「監督」と呼び「試合に勝つ」役割が与えられている団もあり、パワハラ傾向の指導が見られるところもある。
・創世記を支えた人々からの世代交代が上手く行っていない。
・団の活動を支える「育成母集団」(保護者会や父母会、育成会)との協働態勢づくりが難しいところもある。
などが見えてきましたが、指導者はプロのコーチでは無くボランティア精神で活動している人々であり、この人たちへの承認を忘れてはならないと思いました。
研修の進め方は
目的や理念は、既に明文化されておりゴールは明確なので、コーチとしての私が行うことは
1.ゴールの共有、合意形成
1-1. あなたの中に違和感が残っていないか、100%合意しているか
1-2. 正論に対する違和感、自分の気持ちのズレを口に出せる場を作る
2.ギャップ(ズレ)を明確にし、共有する
3.ギャップの「原因」「要因」を探求する
4.ギャップを埋める方法を考える
5.ギャップが埋まり、ゴールを達成したときのイメージを作る
今回は、目的や理念を知識として頭で理解することで無く、自分の気持ちに正直になり、自分自身を振り返り自覚することが主な狙いでした。

指導者自身に迷いがあれば、それは必ず子どもに伝わり、信頼関係に悪影響を与えてしまう。
「自分軸」をしっかり持ってほしい、これが私の思いでした。
この研修の構造は「チームコーチング」です。また、前回のトピックス「自身と慢心」に書いた私の気づきを実践させるよい場になりました。時間が短く、思い通りに進めることが出来なかったのが心残りで、まだまだ工夫か必要と感じています。
上の写真、本庄市のHP経由で見つけた各スポーツ少年団の交流大会の1枚ですが、良~いですね。
共通の目標に向かって色んな一人ひとりが1本の綱に力を集中する。
この空気、気持ちを「ゴールデンエイジ」に持ち続けてもらう為に、われわれ大人も心に刻みたいワンショットです。
(*「ゴールデンエイジ」は、子どもび運動能力や神経系が著しく発達し、見た動作や技術を短時間で自分のものにできる、一生に一度だけ訪れる黄金期(9〜12歳頃)を指します)


