自信と慢心

▲ 自信と慢心(Geminiで生成)

ショックな出来事

長年継続してお請けしている研修、参加者の評判も良く続いて来ているのですが、参加者を送り出す部署の一部から「今年は参加させられない、忙しくて時間を割くことが出来ない」との連絡を人事担当者経由で受け取りました。
表向きは忙しくて・・・なのですが、本音を探ってみると・・・、その一部の部署長が、私(智玄)の行う研修内容が、自分(部署長)がやって来たことを否定されているように感じているらしいのです。これは、私にとってショックなことでした。

研修は誰のため

私は、目の前に居る参加者に焦点を当てて研修していますが、そのあまり、彼らが置かれている環境側(上司、人間関係、風土、歴史、・・・)を疎かにしていたのでは無いか、と反省しました。

研修先組織には、今まで積み上げてきた歴史、文化、先人がいるのです。
そこには、変革を求める経営陣や人事担当者が居る一方、今まで会社を築き上げてきた現場の管理職が居るのです。その人たちの努力・功績を認めた上での変革提案、これが「組織が生き延び成長する」ための変化である事を伝えねばならないと。
現状を「肯定」する「否定」するわけでは無く、意味があってそうなってきている事を受け入れ認めるところから出発する、これが必要なのだと。

自信と慢心は紙一重

私は、良い研修を行っているとの自信を持っているようです。そして、そう思っている自分自身を肯定的に捉え、自己肯定感が強いようです。
これまでの経験を積み上げて作り上げた研修を、「自信」を持って行うことは重要ですが「今まで上手く行っていたから大丈夫」との思い込みは「慢心」につながる危険があります。

その時々の現実・現状認識からスタートしないと、ただ「目指すゴール」だけを見て「正しい旗」を振っていてもいて上手く行かないのです。

「慢心」に陥らないためには、フィードバックをしっかりと受け止めなければなりません。今回受けたショックの中に、“長年行ってきた好評の研修を受けさせないって何事だ” との私の内なる声は無かっただろうか?

「謙虚さ」を忘れず、「学習欲」と「最上志向」の資質*を活かせ!智玄

* 「クリフトンストレングス」;私の上位資質です。