2015年7月

豊穣や生命の源
海の彼方の神界
ニライカナイ

ニライカナイ橋
  ▲ニライカナイ橋と沖縄の海

台風の合間を縫って沖縄で講座

 日本スクールコーチ協会(JSCA)のスクールコーチ養成講座を那覇で実施するため、台風11号の中心部が通過した直後の沖縄へ羽田から出立。 “那覇空港に着陸できないことあります、その場合は羽田に戻ります” という条件付きで!
 幸いにも?“3度の挑戦” で那覇空港への着陸成功。その瞬間、機内には「拍手」が沸き起こりました! 私も初めての体験でした。
 ヒヤヒヤを乗り越えて、週末二日間の講座は無事終了。「アクティブラーニング」や「反転授業」の取り入れが始まっている日本の学校教育で、教師に求められる「コーチ型ファシリテーション能力」、ここへのつなぎを意識した今回の講座でした。
 JSCAでは「コーチ型教育ファシリテーション」と銘打って、新たな展開を企画中です。

私の定番、仕事の後の「観光」は

 天候が不安定なため、当日の「北の方が降水確率小」の予報に従い、沖縄本島最北端の「辺戸岬」と「大石林山」へ向かいました。途中前が見えない位のスコールに遭いながらも、現地は青空が見える好天に恵まれました。
 数年前に訪問したときは「金剛石林山」呼ばれていましたが、「大石林山」は駐車場や散策通路が整備され(バリアフリールートも出来)観光客の呼び込みに力を入れている様子が覗えました。ここは、日本唯一の熱帯カルスト。約2億年前の石灰岩が雨水などで侵食され、塔のように露出した「ピナクル」と呼ばれる巨岩巨石が林立する迫力のある景観を見ることができるスポットです。
 翌日、那覇出立前に立ち寄ったのが、青空が戻った沖縄南部の穴場的スポット「ニライカナイ橋」。「ニライカナイ」とは、遥か遠い東の海の彼方にあるとされる神界。年初にはそこから神がやってきて豊穣をもたらし、年末にまた帰る。また、生者の魂もニライカナイより来て、死者の魂もそこに去ると言われている。琉球では死後7代して死者の魂は親族の守護神になるという考えが信仰されており、後生(ぐそー:あの世)であるニライカナイは、祖霊が守護神へと生まれ変わる場所、つまり祖霊神が生まれる場所でもあった。まさにその名にふさわしい景色を楽しむことができるスポットです。

2015.7.15

酷暑!
蝉にも異変

セミ
  ▲網戸の蝉

ベランダに集まる蝉

 我が家の周り、木々が無いわけでもないのに、結構緑が豊富なのに、ベランダに蝉が寄ってきます。写真は私の部屋の窓直ぐ目の前の網戸に留まった蝉ですが、コンクリートの壁にさえ留まっています。
 さらには、ベランダの床に転がってしまう。何年もの間地中で命を育みやっと出てきたこの世界が、灼熱地獄だった、・・・

2015.7.29

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