小学校向けASEAN出張授業

▲ ”ラオス”からの質問に元気よく手を上げる

アセアンからの留学生が、日本の小学校で

この授業、学校が国際理解教育などの一環として活用できるよう、国際機関日本アセアンセンターが、ASEAN 出身者(主に留学生)を通してASEAN 諸国を紹介する事業の一つです。

”アオザイ”を着せてもらって喜ぶ子ども

今回、埼玉県ふじみ野市立上野台小学校での授業を見学する機会を得ました。
対象は3年生と6年生の各クラスで、カンボジア、ラオス、フィリピン、ベトナムからの留学生が一クラスずつ担当していました。
内容は一般的国情報が多いのですが、小学生にとっては“知らない国のお話”なので、食いつきの良さを感じました、3年生と6年生に差がありましたが。

なぜ私が?

実は、日本アセアンセンターから日本スクールコーチ協会に、研修の依頼があったのです。出張授業を行う留学生に対して「授業をより活性化させるための研修」、それを私が担当するのです。
協会が持つ「コーチングを導入した授業」「コーチ型教育ファシリテーション」を広める良い機会です。今回の研修では、そのような授業手法(学び合い、アクティブラーニング、・・・)の存在を伝える程度になると思いますが、日本における教育改革・変化の流れを共に学んで頂こうと目論んでいます。

フィリピンの特産品には馴染みが深い

それと、学年による授業手法(戦術)の違いも話題にできると良いかなと考えています。

留学生の皆さんは、帰国後、指導的立場で活躍する優秀な人々。
教育・人材育成・人材開発の大切さを感じ、持ち帰って頂きたいと願っています。
日本が犯した回り道の不必要な部分を通らないように・・・。