黒耀石鉱山と縄文人

▲ 縄文人による採掘のジオラマ

星降る中部高地の縄文世界

上記タイトルは、避暑で訪れた蓼科高原の北部、星糞峠の麓(長野県長和町)にある「黒耀石体験ミュージアム」で使われていたキャッチフレーズです。

黒耀石は、和田峠の「黒耀の水」を通して知っていましたが、旧石器時代に刃物として使うために拾い集められ始め、縄文時代には鉱山を掘り起こし、遠くまで交易ルートを拓いたとされています。
3万年以上前の石器づくりの原点から、3千数百年前に始まる日本文化の源流とは知りませんでした。

黒耀石採掘現場まで

山道を登った先の遺跡

「黒耀石鉱山のある星糞峠は標高1500mを超える高原で、キラキラ光る黒耀石のかけらがたくさん散らばっている。我々の祖先は夜空に瞬く無数の星を見上げ、黒耀石のかけらを大地に降り積もった星のかけらと信じてこうした地名が生まれた。峠から見上げる満天の夜空の耀きは、数千年を経た今も変わらぬ耀きを足元に投じている」と説明されていました。
その採掘現場の峠まで登りました。
道には、未だに黒耀石の小さなかけらが見つけられ、“ロマン”を感じました。

この地は、文化庁が「日本遺産」認定していますが、地元では「世界文化遺産」へ、との運動もあるようです。