改めて訪問

▲ 塙保己一のリーフレット

塙保己一記念館に

私が小学校の授業に関わっている本庄市、そこで「郷土の偉人」として広く知られている盲目の国学者「塙保己一(はなわ ほきいち)」、世界に誇る偉人として全ての小学校で取り上げられています。

記念館正面の座像

その「塙保己一記念館」(埼玉県本庄市児玉町)、気持ちを新たに訪ねました。
偉業の数々は各種ウェブサイト情報にお任せするとして、

「目が見えると言うことは、不便なものですね。」

と言ったという下りは、とても意味ある言葉と感じます。
また、このユーモアをヘレン・ケラーがとても好んだといいます。

あのヘレン・ケラーが目標とした

三重苦を克服し、生涯を通して教育・福祉、世界平和に尽力したヘレンケラーが来日した折り、以下のように語ったと記録されています。

塙保己一を師と仰いだヘレン・ケラー

「私は特別の思いをもって、埼玉にやってまいりました。それはつらくて苦しいときでも、この埼玉ゆかりのハナワ・ホキイチ先生を目標に頑張ることができ、今の私があるからです。」

なまじ見えてしまう私は「心眼」が曇ってしまっているのでしょうね。

塙保己一が
「心の目で見て、後世に残したもの・・・」
先ずは、これを学びたいと思いました。