避暑先の高原で

▲ 色づき始めた「ナナカマド」

いつまで続くこの暑さ

「猛暑日」「熱帯夜」が続く埼玉の自宅を離れ信州蓼科高原にやってきました。さすが標高1,500mの高原、日差しが強くても木陰では爽やかな風が涼しく、夜になれば肌寒い。別天地です。ここで見つけたのが赤くなり始めたナナカマド、上の写真です。山で一番真っ赤になる実と葉ですね。

一本だけ赤く・・・

また、一本だけですが紅葉した西洋カエデをみつけました。
何処にでも、周り(多くの仲間)とタイミングのずれているのが存在しますね。でも、一足先に「先駆け」として季節(時代)の変化を教えてくれる存在と見れば、ありがたい。

不思議なものを

サルオガセ

カラマツの原生林で「枝にぶら下がる不思議なもの」を見かけました。「仙人の髭」のようにも見えます。
後で気付いたのですが、観光案内のパンフレットに書いてありました。後で気付くのですよね、「何だろう?」と思う気持ちが、答えを探し出すのです。

これは「サルオガセ」とよばれる苔に近い仲間の地衣類、菌と藻からなる複合生物だそうです。空気中の水分と光合成だけで成長し、養分を他から取る寄生植物では無い優れものでした。