読書の夏

▲ 酷暑のお陰で読めた本

酷暑のお陰で

外に出ると危険な暑さの今年の夏、身体的健康には良くないのですが、家で読書する時間が増えました。積読(つんどく)という特殊な読書法から脱出の機会です。ここ2週間で10冊ほど、この冊数が多いのか少ないのかは、人によって全く違いますね。私にとってはとても多い数です。
10年ほど前「フォトリーディング」という速読法のトレーニングを受け、今でも活用している多くのことを学びましたが、肝心の速読は身につきませんでした。速読技術は、その人の優位感覚や資質傾向により向き不向きがある事も体験的に学びました。
その後聞いた「著者が精魂込めて書き上げたものを、速読するのは失礼だ」というある人の言葉がやたら身に染みています。

読書の結果は

人間の本質的理解を深めると同時に、行動に影響を与える、行動をコントロールする内と外の両面を学ぶ時間になっていたように思います。
また私が理解し、伝えたいコーチングの本質、コーチングというものが、世の中では未だ理解されていないとも感じました。

「自主性を育てるために指示命令してはいけない」生ぬるい人材育成法だ、など間違った解釈が存在しているようです。
「相手を主体者にする、自分自身で責任を持つ」「自分の人生は、自分が作るもの」そう考え、行動できる人間に育てるサポートをするのがコーチの役目、本質的にはとても厳しいのです。

「コーチングマインドの伝道者」智玄が行うことが、まだまだありそうです。