“難しい”をどう伝える

▲ 真剣に取り組む皆さん

コーチのコンピテンシー

プロコーチが身に付けるべき能力水準として、国際コーチング連盟(ICF)が「コーチのコア・コンピテンシー」を示しており、コーチやコーチングを学ぶ人は折に触れこれを学ぶ機会を作っています。コーチングを学び始めた人には“難しい”という反応が起こる部分です。
今回、NPO法人ヘルスコーチ・ジャパンメンバーの関西地区勉強会(HCJ近中四合宿)で、このコンピテンシーを伝える講師役を務めました。

メタファー(比喩)から開始

“難しい”事を伝えるために、先月29日のトピックスには
「楽しく笑わせ開かせて、“難しい”を放り込む」
を試した話を載せました。

今回は開始早々に、「このコンピテンシーは、“お料理の要素”と例えると分かり易と思うのですが、どうですか?」「コーチングをお料理になぞらえて考えてみてください、グループでワイワイガヤガヤとご自由に!」と放り出しました。

でるはでるは、色々な角度から・・・

そして、参加の皆さんそれぞれが「自分事」に結びつけて捉える、考える事が出来たようです。“難しい”が遠のいた瞬間でした!

参加者の意識・知識レベルが高かったことも大きな要因ですが、この進行手法は使えますね、私の学びでした。ちなみに「お料理の要素」の例えは、10月に私が参加したトレーニングで、あるコーチから頂いたネタです。
仕事後のお決まりは・・・、会場の滋賀県長浜から福井県「あわら温泉」でゆっくりしての帰宅でした。感謝。